昨年のことだがNHKで深層学習を題材とした教育番組が連載されていた
「人間ってナンだ?超AI入門」
第4回のゲスト・F1レーサーの片山右京さんの発言が大変興味深かった
AIによる自動運転について取り上げたこの回のまとめの場面なのだが
スポーツ選手などがよく口にする”ゾーン”について以下のように語った
・世界が白黒になり、スローモーションになる
・集中力が研ぎ澄まされて、判断力が神懸かる
なるほど”ゾーン”というのは人間のAI化なのだなと思った
AIに効率良く学習させるためデータの前処理は必須であり
不要な情報(色やフレームレート)を省くのは常套手段だ
トポロジーが画像認識の精度を向上させるという話がある
前例とは矛盾するようだが我々人間は細かい所は見ておらず
ざっと特徴だけを捉えて世界を見ているとも言えそうだ
このデータ処理の柔軟さは一体どこから来るのだろうか…