Memoryの特徴とHappy
記憶は細胞の物質的変化による現象のこと!!
記憶とは、なんか覚えていることという抽象的なものではなく、細胞の物質的変化による現象のことらしい。
要するに、Happyな状態が記憶として書き込まれたWell-Beingという状態?も、なんか幸せな感じ、なんかいい感じといった、抽象的なものではなく、細胞の物質的変化に見る現象だということ。
Use it or Lose it
細胞は、使われれば結びつき、使われなければ失うという単純な原則があるらしい。
要するに、Use Happy Brain or Lose Happy Brain。Happyを感じ、再想起し、味わうことで、Well-Beingが脳内に作られる。
※脳は体重のたった2%しかないのに、エネルギーの主成分であるグルコースの25%を使うらしい。
大人の学びは難しい!!
シナプスの成長の仕組みを理解すると、大人の学びには大きなエネルギーを要することがわかる。
ただし、大人になってからでも間違いなく変えることはできる。大人になってからの価値観は変わらない、性格は変わらないとよく言われるけど、大きなエネルギーを要するだけだと理解。
ワクワク(DA)と楽しさ(βE)が重要で、脳をWell-Being化するまで、何か「モヤモヤ」する可能性があるらしい。その「モヤモヤ」を成長痛として受け入れることで、大人になってからも変わることができる。
価値観は強い記憶の結晶
価値観は、神経科学的には価値記憶とも呼ばれるようで、強い記憶の結晶のことらしい。なので、価値観と差分があると、Negativity Biasがかかり、大きなストレスになりうるとのこと。
価値観が価値「記憶」であることを理解した上で、自分の価値観、他人の価値観をともに受容し、尊重することが大事とのこと。価値観の違いをUniquenessで、自分にとっては「未知」「無知」と捉え、それらを楽しんで学ぼう(相互理解しよう)とすることが大事とのこと。
信頼は相手への報酬予測を形成しやすい
ある人へのエピソード記憶と感情記憶がいい感じになってくると、信頼感が生まれる。信頼感は、相手への期待感という報酬予測を形成しやすく、その予測差分が発生すると不快感を生む可能性もある。
信頼→期待→不快(落胆)というのは、日常生活でも結構あるなと思う。重要なのは、相手に期待しすぎている自分に気付くこと。意識的に、期待値調整して、認知的柔軟性を持つことが重要らしい。
貢献は相手への報酬予測を形成しやすい
貢献は、見返りバイアスが入り、「貢献してあげている記憶」として脳に記憶され、相手への見返りという報酬予測を形成しやすく、当然、その差分により不快感を生む可能性もある。
貢献→見返り→不快(何で!?)というのは、日常生活でも結構あるなと思う。「してあげた」記憶ではなく、「させてもらった」記憶として、脳に蓄積していくことが重要らしい。貢献することが、自分にとっても他人にとってもHappyと学習することが大事。
Neurons that fire together wire together
同時発火された神経細胞は結びつく、ということで、同じタイミングで起きたことなどは、強く神経細胞が結びつくということ。
顔は感情を伝える
顔の情報は特殊で、顔を逆さまにすると本人としての認知もしにくくなるし、感情も認知しにくくなるとのこと。それほどに、顔から得られる情報は多く、Filterによって取捨選択されているんだなと。
感謝と笑顔は最強だと。
感謝は、
感言射
「感情を言葉にして射る」ということで、言葉に出すことが重要なんだなと再認識。
笑顔は、顔でその感情を表現することが重要なんだなと。
伝えることで記憶を強固にする
伝えることは、記憶を強固にするらしい。
FilterでHappyに気付き
RxnでHappyを味わい
MemoryでHappyを共有する
効果的なWell-beignを育むことが重要。
Memoryのまとめ
記憶は細胞の物質的変化による現象なので、意識的に細胞を使ってWell-beingな状態を維持しよう。
大人の学びや大人になってからの価値記憶(価値観、性格)の改善は難しいけど、他の人との違いを意識して、「未知」「無知」を受け入れ、時間がかかることを理解して、楽しんで学ぼう。
信頼、貢献は、報酬予測を形成しやすいことを理解した上で、期待値調整をして、思いやりを持って、意識的にHappyを学習しよう。
Happyな感情を言葉に出して、笑顔に出して、いろんな人に伝えよう。