What is Blockcerts???

ひょんなことからBlockcertsを学習することに。

そもそもBlockchainの「Certs」だったり、「Credentials」的な役割については興味があったので良いタイミングだなと思っております。

Blockchain Credentials

Build apps that issue and verify blockchain-based credentials for academic credentials, professional certifications, workforce development, and civic records.

Blockcerts

The Open Standard For Blockchain Credentials

ブロックチェーンクレデンシャルのオープンスタンダード・・・

そのままなんだけど、ブロックチェーン上で証明書を扱う場合の標準規格みたいな感じでしょう。

Own and Share Your Achievements

With the blockchain, your official records are now yours forever.
Receive them once, share and verify them for a lifetime.

ブロックチェーンを使って、自分の公式な記録をずっと自分のものにしよう。

それらを一度受け取れれば、生涯に通じて共有したり、検証したりできる。

ブロックチェーンの良さの一つは、「改竄されない」というところなので「証明書」的な役割は持たせやすいだろうし、それはいろんなところで活用できるんじゃないかなと思ったりしている。

Introduction

Blockcerts is an open standard for building apps that issue and verify blockchain-based official records. These may include certificates for civic records, academic credentials, professional licenses, workforce development, and more.

Blockcerts consists of open-source libraries, tools, and mobile apps enabling a decentralized, standards-based, recipient-centric ecosystem, enabling trustless verification through blockchain technologies.

Blockcerts uses and encourages consolidation on open standards. Blockcerts is committed to self-sovereign identity of all participants, and enabling recipient control of their claims through easy-to-use tools such as the certificate wallet (mobile app). Blockcerts is also committed to availability of credentials, without single points of failure.

These open-source repos may be utilized by other research projects and commercial developers. It contains components for creating, issuing, viewing, and verifying certificates across any blockchain. These components form all the parts needed for a complete ecosystem.

Blockcertsは、ブロックチェーンベースの公式な記録を発行し、検証するアプリケーションを構築するためのオープンスタンダードで、市民記録、学術的な証明書、プロフェッショナルライセンスなどが対象となる。

Blockcertsは、オープンソースライブラリ、ツール、モバイルアプリを提供していて、これによって分散、かつ標準に基づいた、取得者中心のエコシステムを作ることができ、ブロックチェーン技術を通して、トラストレス(信頼がないではなく、管理者がいない)な検証を可能にする。

Blockcertsは、オープンスタンダード上の統合を採用し、促進し、すべての参加者がアイデンティティを主張できるようにし、ウォレットのような簡単に使えるツールを通して、それらの要求をコントロールできるようになる。

Blockcertsは、単一障害点にならないように、クレデンシャルを利用することができる。

これらのオープンソースリポジトリは、他の研究プロジェクトや商用開発者からも利用されていて、どのブロックチェーンでも証明書の作成、発行、参照、検証ができるコンポーネントを提供しており、それらは完全なエコシステムを作っている。

How it works

なるほど。

シンプル。

色々使えそうだ。

FAQ

  • Which blockchain does Blockcerts use?
    • Bitcoin、Ethereum。他は開発中。
  • Is private information now available on the blockchain?
    • No。検証のみが可能。
  • Are blockchain certificates tamper-proof?
    • 決して変更されない。ただし、表示は最適化されていく。
  • Can blockchain certificates be spoofed?
    • 詐称の可能性はある。検証サービスは別のものを利用するのが良い。
  • Can issued certificates be edited?
    • 変更できない。論理的なグループに分けて定義することを推奨する。
  • How are certificates revoked?
  • Can blockchain certificates allow for selective disclosure of information?
    • 現時点では、目的に応じた証明書を発行することで実現できる。完全な選択的開示は将来的に可能になるかもしれない。
  • Can an issuer create a public catalog of issued certificates?
    • 可能。ただし、発行者は取得者の情報については細心の注意を払う必要がある。
  • Why use a blockchain instead of a PKI infrastructure?
    • ブロックチェーンは永久的、かつ信頼できるタイムスタンプを提供できるから。
  • What exactly is in the Bitcoin transaction?
    • INPUT側は、発行者のアドレスからbitcoinの最小単位。
  • What is an OP_RETURN code?
    • OP_RETURNフィールドに、証明書をハッシュしたものを格納し、任意で発行者のアドレス。
  • What is an OP_RETURN code?
    • non-financialデータを格納するためのもの。
  • What determines the cost?
    • トランザクションフィーによる。ただし、それは設定可能。
  • Does this project prove the identity of an individual or issuer?
    • 証明しない。
  • Why is identity separate from claims?
    • アーキテクチャのレイヤリングの観点が最も重要な理由。
  • How do you know a certificate is valid?
  • How does the issuer or recipient prove their association with a certificate?
    • 現時点では、発行者は証明書にクレデンシャルへのリンクを記載し、それが公開鍵で署名したことをチェックすることで証明する。

まとめ

その昔、公開鍵基盤みたいなのを構築するプロジェクトに入った気がしないでもない、、、

その時は、そもそもそこまで知識も経験もなかったのでなんか難しいことやっているなという感じだった。

Blockcertsのような、ブロックチェーンを使ったこのサービスはよりシンプルに見える。

次はぜひQuick Startをやってみようと思う。