新米パパ新米社長日記 vol.26 – いつの間にか期末・・・ –

今後の事業展開

さて、この数ヶ月はいろいろな変化、もしくは展開が期待できそうな感じになってきた。

その理由としては・・・いくつかの出張を経て、いろんなことが前に進みそうになっているのです。

  • Hawaii出張
  • 韓国出張
  • 沖縄出張
  • 大阪・京都出張

Hawaii出張

Hawaiiには、ビジネス兼家族サービスで行って、気候についてもこの夏の日本に比べると格段に過ごしやすいし、物価が高いというのはしんどいところはあるけど、非常に良いワーケーションの地にはなりそう。

-19時間の時差は、仕事するには個人的にはそこまで気にならなかったかな。朝起きて仕事して、は変わらないし、昼ごはん食べて仕事、も変わらないし、日本時間の21:00ごろにやっていたMtgができない・・・というか、やっていたけど、やったら次の朝しんどいなという感じ。

世界中のどこでも仕事ができるようにしたいし、世界中の人と仕事をしてみたいと思っている今日この頃。

Hawaiiなので、だいぶ日本語は通じるけど、それでも10ヶ月やってきた英語を試せる場にはなったし、そこそこ自信を持って喋れたなぁというのが実際のところ。日本に帰ってきてからも、Barでフロリダから来た青年?中年?と冗談を言い合いながら喋れたし、英語もある程度は成長したのかなと。

Hawaiiでは、経営者だけでなく、いろいろな方と出会って、いろいろな刺激を受けられた。その中で、ビジネス展開できそうなものもあって、着々と準備が進んでいるので、今後しっかり伸ばしていきたいと考えています。

韓国出張

韓国は、おそらく人生で初めて行った海外のはず。高校生の時に2回。1回目は修学旅行、2回目はサッカー。行くたびに韓国人の英語のうまさにびっくりして、「英語をやっておけばよかったなぁ」と思っていました。まさか、3度目の韓国でも同じ感想を抱くとは思っていなかったけど・・・

さて、今回の出張はweb3がらみでした。

https://www.hackadot.xyz/

一人ではなく、そしてリーダーとしてでもなく、いちメンバーとして、楽しむ感じで行きました。

初めてのハッカソンにも関わらず、グローバルなハッカソン。

行くことになったのも、単純にリーダーの方と一緒に何かを作ってみたかっただけで、たまたまそれが今回のハッカソンで、グローバルなもので、たまたまデモデイに参加できるようになったので、急遽行ってみることに。

結果は残念だったけど、アジアの方の英語力だったり、web3に対する熱量だったりを体感できたのは非常によかったなと。

何より、それまではほぼオンラインでしか繋がっていなかったメンバーと深く繋がれたのもよかったなと感じています。

大企業?でやっているような社内のビジネスコンテストに参加できないので、こういったハッカソンを利用しながらビジネスを作っていくというやり方は、今後の事業展開においても大事だなと思った次第です。

そして、冒頭に書いたように、韓国人の英語力には驚かされます・・・そして、日本語も上手なのです・・・ハングル語は日本語と同じ文法ということだけど、我々日本人は英語もうまく喋れないし、ハングル語も使えないし、語学力というのはグローバルでやっていくためには本当に重要だなと再認識させられたし、グローバルで働くと考えるとついアメリカを想像しがちだけど、アジアの方々と一緒に仕事をするというのも全く悪くない選択肢だなと思いました。

アジア進出ももっと真剣に考えないといけないなという結論になりました。

沖縄出張

沖縄には何度も行っているし、いいところだなと思うんだけど、今回ほどあんまりだったなと思うのは初めてかも。。。

理由としては・・・暑さ、、、湿気かな。

Hawaiiは日差しは強いけど、そこまで気温も高くなく過ごしやすかったイメージ。

東京もこの時期はそんなに気温が高くなく、空港に着いたときに、想定した以上に暑かったなと感じたことが意外と鮮明に覚えている。

とはいえ、前回の社員旅行(兼ワーケーション)はホテルだったのをコンドミニアムにしたのは大正解で快適に仕事できたし、来期に向けての話もある程度しっかりできたのかなぁと思ったりしている。

あ、こうやって振り返って、「今回の沖縄あんまりだったな」と思った要因の大きなものがわかった。。。

Hawaii、韓国に行って、両方とも多分親日的な雰囲気ではあるものの「グローバル」を感じられたというのがあるのかもしれない。

やっぱり、自分はグローバル企業を作っていきたいんだなと。

やっぱり、自分は見たことのない世界を見たいんだなと。

こんな何もない小さな会社がと思われるかもしれないけど、今後の事業展開の一つの柱としては「グローバル」というものを掲げていきたいなと思っているのです。

大阪・京都出張

主要な目的は、クライアントの大阪支社訪問とIVS Crypto Kyoto 2023参加。

数年ぶりに降り立った大阪は再開発真っ盛りで、万博もあるということで、ここから盛り上がっていくんだろうなという雰囲気が感じられました。

こちらも数年ぶりに降り立った京都は・・・変わらず盆地の蒸し暑さで、これはこれでしんどいなと。

昨年のIVSは那覇であったのでできればそこにも参加したかったのですが、今年は念願叶っての参加となりました。

IVS2024 KYOTO | Japan’s largest startup conference

In 2007, IVS was launched as a place where executives from Japan and abroad gather to create the entire ecosystem of the Internet industry. Since then, it has been held many times and has been responsible for the growth of the startup ecosystem as one of the largest communities of startup founders in Japan.

IVSの盛り上がりはというと、、、言葉に表すのが難しいというか、なんというか。。。

そもそもweb3の盛り上がりをインターネット黎明期に例える人が多いけど、個人的にはそこまで黎明期については知らないので、へぇ、そうなんだという感じなんだけど、個人としてよく例えているのがAWSの盛り上がりと比べているのです。

AWSは、かなり初期のEC2、S3から使っていて、いいサービスだと確信して、AWSサミットに毎年参加するようにして、その盛り上がりを肌で感じていたわけだけど、このIVS Cryptoではまたちょっと違っていて、一つの企業のサービスではなく、いろいろあるブロックチェーンのいろいろなサービスがありつつ、ブロックチェーンに関係ないサービスもありつつ、若干ごった煮感が強かったなぁと。。。

そもそもIVS自体がスタートアップのイベントだから、AWSサミットと比較するのが問題というのもあるが、、、

という感じで、いまひとつな感じではあるんだけど、それでも確実にweb3、cryptoの足音は大きくなっている気はしていて、Betしていきたいんだけど、どのブロックチェーンに、どの技術にとなると、いまいちピンと来ていない状態ではある。

その中で日本人としては、Astar Networkを推していきたい気持ちはある・・・が、親であるPolkadotも捨てがたいし、最も重要なEthereumも捨てがたい、それでいてThirdWeb、WeaveDBのようなフレームワークやツールもしっかり押さえておきたいという。

GCPやAzureは後からでいいや、みたいな取捨選択ができていない自分がいる。。。

thirdweb: The complete web3 development platform

Build web3 apps easily with thirdweb’s powerful SDKs, audited smart contracts, and developer tools-for Ethereum & 700+ EVM chains. Try now.

WeaveDB – NoSQL Database as a Smart Contract

WeaveDB is Firestore on Smart Contract bringing web2 UX to web3 dapps both for users and developers.

というのが、今の自分のweb3、cryptoに関する向き合い方ではあるのです。

結局、ここでもweb3という性質上「グローバル」を感じられたので、やっぱり沖縄だけは感じられなかったなと。。。

IVSはIVSでよかったんだけど、京都では昼と夜とで別の旧友との親交を深められたことの方が大事だった気がしています。

細かい話は置いておいて、グローバルで仕事をする、何かしらの事業を本気で考えていくということを本気で考えさせられた密度の濃い時間だったのかなと。

特に「事業を本気で考える」というところについては、今までの仕事人生において、大半がSIerとして誰かが考えたシステムを開発、もしくは改修して、保守するという、言ってしまえば、そこまで当事者意識を持つことが難しい業務で、当然要件整理についてはしっかり調査して検討していくんだけど、さすがにそこまで当事者意識は持てなかったようなと。

このSIer業界や派遣みたいなところだと、採用面接で会う人とか、逆に退職していく人は、自社サービスを作りたい、自社サービスをやりたいという希望を持っていた人も多かったように思う。それは、要するにSIerという事業であったり、それらを構成する業務の性質上、当事者意識を持って何かをすることが難しいということの裏返しだったんだろうなと。

ポジションもそうだし、年齢も重ねて、ある程度自分の好きなプロジェクトに携われるようになると、ある程度の当事者意識を持ってやって、自分なりの考えで改善策を提案できたりしていたんだけど、やはりSIerであったり、いちベンダーの枠を越えられないもどかしさみたいのは感じている、今日この頃なのです。

そんな中、刺激を与えてくれた2人には非常に感謝していて、「グローバル」と「事業」というところを今後の事業展開の中心においていきたいと思っているのです。